「まちがいの狂言」グローバル・バージョン(DVD)

同僚のiさんにお借りした、野村萬斎の新作狂言です。
原作: ウィリアム・シェイクスピア
原題:まちがいの喜劇
作: 高橋康也
原作がお笑い系だったので、純粋に笑って楽しめました。
萬斎の新作狂言を観るのは今回ので2作目です。
1作目は「藪の中」。芥川龍之介の原作かなにかのおどろおどろしい話でした。そちらは文化村で生の公演を観たこともあり、また万之丞(現在の万)芸が最高潮だった頃の作品でもあり、野村2家と茂山家のコラボレーションという豪華なキャストということもあり、あの感動は忘れ難いです。
ところで「ややこしや〜」という名文句が英語の字幕だと "How complicated!" になってしまうのが、わびもさびもないやって感じ。日本人に生まれてよかったとしみじみ思いました。