学校狂言

野村家とか茂山家とか、他もあるのかもしれませんが、伝統文芸である狂言を子供達に楽しんで貰おう興味を持って貰おうという主旨の催しが、結構そこらにあります。たとえば、3月25日には狂言風オペラ「フィガロの結婚」八重奏バージョンなんて和洋混合な出し物が上演されますが、これのリハーサルを子供達に無料で見学させてくれたり、そんな涎ものの企画なんかもあります。
狂言風オペラの方は家族で本チャンの方をばっちり見る予定なので時間の都合もあってリハーサルには申し込みませんでしたが、それとは別口で「学校狂言」というものを申し込みました。こちらも無料。狂言としては代表的でかつ分かり易い「附子」とかを豪華な演じ手が間近で見せてくれる素晴らしい企画です。もちろん対象は子供なので大人はおいそれと参加できない制限つきなのですが、王子にかこつけない手はありませんぜお代官様、へっへっへ。
他に王子にかこつけたイベントといえば、ドイツ大使館にベルリン・ドイツ交響楽団の演奏を聴きに行ったこともありましたっけ。あれも貴重な経験でした。
先日の新聞に、家庭の所得に応じて子供に対する教育に差が出るようなことが書いてありましたが、せっかく素晴らしい体験をさせてくれる催しがあって、しかも無料なんだから、もっと活用すれば良いのになーと思います。でもあんまり活用されると抽選に当たらなくなるから、それも困るか。
あーそれで、何でこんなことを書こうと思ったのかというと、そもそも学校狂言の日は南会津の予定だったのですが南会津の日程が変更になったので行ける事になりました。ダメ元*1で申し込んでおいてラッキーということが言いたかったのでした。

*1:ダメならパパに行って貰おうと思ってました。せっかく抽選で当たったチャンスをただフイにするなんて失礼なことは致しません。