つ抜け

パパが昨夜アナゴ釣りに行って、撃沈して帰ってきました。釣果、たったの3本。その舟は全体的に0〜4本で、坊主の人もたくさんいたそうです。「他の舟には、つ抜けもあった」と聞いたのですが、「つ抜け」って何? という話になりました。
この歳にして初めて知りましたが、十以上のことを「つ抜け」というのですね。「ひとつ、ふたつ、みっつ…」の最後の「つ」がつかなくなるから。
ところで、我が家王子は、割と早くから口が達者でした。気付いたら数も「いち、に、さん、し…」と数えていたので、こちらからわざわざ「ひとつ、ふたつ、」を教えることはなかったのです。その結果、小学校に上がろうかという結構大きくなった頃に「『やっつ』っていくつ?」とか「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、ごつつ…」とか言うのに気付いて親はずっこけました。
なんてことを思い出して、一人くすっと笑ったりして。