東照宮

東照宮への参道は、どうしたわけか遠近法を利用して、奥に行くほど細く作られているのだそうだ。
おかげで、大して遠いわけでもないのに、妙に遠〜く〜まで道が伸びているように見える。
東照宮への参道
東照宮に関して何の予備知識もなかった私は、もっと奥ゆかしい感じの落ち着いた雰囲気の神宮やお寺なのかと思っていたけど、いやはや、豪華絢爛でびっくりた。
東照宮の塔
象を掘った人は象を見たことが無くて、人から聞いた話で想像して彫ったんだってさ。でも当たらずとも遠からずで、なかなかちゃんとした象ではないか。
それにしても、こういう象って、どうして軒並み、こんなに目つきがいやらしいんだろうか。
想象
たかが門の壁一つにしても、妙に凝った作り。これ、1枚1枚丁寧に時間をかけて見て歩いたら楽しいだろうなぁ。
東照宮の門の壁
そのわきで、何やら壁の写真を撮り始めるみずほさん。そっと覗くと、可憐な大文字草が。
今回の旅でも、また一つお花を覚えられて嬉しい。でも覚えたつもりで、次回「あ、○○のお花!」といって、全然違ったりするのが情けないのだけど。
大文字草(白)
珍しいピンクのもあったのだけど、色が飛んでしまってなかなかピンクに撮れない。
大文字草(ピンク)
「眠り猫」はすっごい人混みで、写真を撮るのも一苦労。しかも暗くて、ぼけぼけ。何より、被写体が遠くて小さい。なんでこんなのが有名なのだろうかと思ったら、左甚五郎の作品だったのね。
眠り猫
裏の雀も左甚五郎だそうで、こちらの方が明るくて良く見える。
雀
他にも鳴き龍とか、三猿とか、なんとなく聞いたようなものは全部見た。
鳴き龍は、とても感動した。あれは始めから計算づくで作られたのかしら?すごいなぁ。
それ以外では、消火栓の石の蓋の周りに小石を並べてカメにして遊んだりした。
消火栓のカメ
私がカメにして放置したやつを、つっしーが丁寧に元に戻していたのが印象的だった。良識人だ。私が非常識すぎるのか...
それにしても東照宮は、すっごい人出だった。何を見るにも行列行列...
人混みだらけの東照宮
観光地を観光することは滅多にないのだけど、これはこれだ楽しいなぁと思った。またゆっくり来たい。