谷根千予告編ポタ

「いろんな所を予告編みたいにちょこちょこ案内するから。気に入ったら自分でゆっくり来ればいいよ。」というお告げどおり、これまたいろんなところを案内していただいた。感服したのが、単に1箇所が短いというだけではなくて、ちゃんと予告編のように最も興味を惹く部分が濃縮されているところ。正にいいところどり。
梅沢写真館?
「梅沢写真館」と書いてあるビルなのに、なぜか「〜入り口 いらっしゃいませ三ノ輪橋商店街」。いったいどんなビル?
朝倉彫塑館
謎の入り口を抜けてしばらく行くと、朝倉文夫のアトリエを改造した彫塑館があった。作品(特に猫猫猫)もすばらしいのだけど、建物も中庭も屋上からの眺めも、裏の朝倉家の表玄関もすばらしい。残念ながら木造家屋部分は立ち入り禁止になっていたのだけど、修復工事後(5年も休館!)にぜひまた来なくては。
うろ
谷中霊園。1番の見所はやはりここ↑。20年くらい前にソ連のスパイがブツの受け渡しに利用した木のウロ。他も見所満載。春のお花見、秋の銀杏拾いも楽しみだし、著名人のお墓巡りだけでも丸1日以上かかりそう。五重塔跡地でも貴重な体験談をうかがって面白かった。
旧吉田屋酒店
昔の酒屋風景も風情があって良かったんだけど、その隣に展示されていた蒲鉾板の絵がすごかった! 蒲鉾画の名所を全部巡るサイクリングなんかも楽しそう。
しかしビックリしたのが、うしろから急に「なぎのさーん」と呼びかけられて振り返ったら、仕事中で信号待ち中の金魚さんが手を振っていたこと! そんなわずかな時間にばったり出会えるなんて。世の中って、なんて狭いのかしら。
あと、寛永寺とか秘密工房とかいろいろあるんだけど、写真が膨大なのでこの辺で終わり。